あの件について。気持ちの備忘録のつもり。



バカバカしい記事。

「バラエティーが嫌で、コミカルな歌を歌いたくなくて…」そんな内容だったらしい。だから、鼻で笑った。すばるくんがそんな事を思ってるなんてありえないと、何も知らないたかがファンが断言出来るような。それについては本人が苦笑しながら否定してくれたけど、結果論は同じ。
すばるくんは、関ジャニ∞からいなくなってしまう。


すばるくんはズルい。


すばるくんは長い間たくさん悩んで決めた事かもしれないけど、それをいきなり突き付けられて、私たちはこれからどうやってそれを消化すればいい?
すばるくんが自分の人生を優先したら、
すばるくんが捨てた6人の人生はどうなるの。


わたしは関ジャニ∞の中では横山くん贔屓のファンだけど、それ以上に関ジャニ∞というグループが、7人が、好きで。


たくさん悪いことが重なって、自分的に人生のドン底だった時に彼らを好きになった。
「僕らがいるよ」って傷ついた心を抱きしめてくれるキラキラ王子様たちより、「しっかりせえ!」と檄を飛ばしてくれる関西のオッサンたちに惹かれた私は、すばるくんの言葉にはたくさん救われた。


このクソみたいな時代を生きていこうと思えるのは、関ジャニ∞のお陰。
すばるくんが、生きてたら楽しいこと腐るほどあるんで、俺らがそうしてやるから、って泣いてくれたから。いつだってそういう事を言葉にしてくれるのはすばるくん。それを信じて、関ジャニ∞に縋ってきた。


ねー、すばるくん。


悲しい時、7人の背中だけを頼りに救われてきたファンは、今、誰に救ってもらえばいいの


もっともっと、関ジャニ∞渋谷すばるの歌声を聞きたかった。


「エイターーーーーーー!!」って、私達を呼んでくれる声が好きだった。


ステージ上で歌いながら、あの赤いコードを巻き付けて死んでしまうんじゃないかと思うくらい儚さを感じさせるくせに、誰よりも力強い歌声の持ち主。


音楽を愛しすぎた人が、たまたまアイドルという職業に導かれてくれて、私たちに元気をくれていた。それだけで、奇跡だったのかもしれない。


でも、バカな私は、当たり前みたいに、おじいちゃんになってもずっと7人でいてくれると思ってたよ。
嘘、そんなの当たり前すぎてそんなこと想像したことすらなかった。


これからも、アイドル渋谷すばるを見てたかった。


ボソッと呟く言葉が誰よりも面白くて、メンバーに「老けたよなあ」って笑われて、下ネタ大好きで、たまに変な格好させられて、あざとくて、かわいくて、かっこいいすばるくんを見てたかった。


私はガキンチョなファンなので、「すばるくんが選んだ人生だから応援するしかない」なんてまだ思えないし「でっかいアーティストになって、関ジャニ∞6人と関ジャムでセッションするのが楽しみ」なんて綺麗ごとがまだ言えない。
これから残された人たちが頑張って、その「6人の関ジャニ∞」を好きになる人が出てくることも嫌だ。


すばるくんはズルい。


こんなにも好きにさせて、放り出して。
こんなに悲しい気持ちにさせられるんだったら、関ジャニ∞なんて好きにならなかったら良かったし、
こんなに身勝手な事を言う人がいるグループ、嫌いになれたらもっと良かった。


でも、


嫌いになれないから、
私はこれからも6人になった関ジャニ∞を応援します。


最後に。


関ジャニ∞さんへ。

熱愛ばっか出すし、コンサートのオーラスで歌詞ごまかすし、ダンスも揃わないし、プロ意識なんて皆無だと思ってたのに、
フライデーの記事が出た時に笑い飛ばせるくらいに、バラエティも、生放送も、ラジオも、いつも通りに振舞ってくれててありがとう。


そして、


関ジャニ∞渋谷すばるさんへ。

あなたが私達にくれた言葉に私は、たくさん救われました。


関ジャニ∞のメインボーカルとして輝くあなたの歌声に、背中を押してもらった。

「海外でもっと音楽を勉強したい」あなたの目標は分からないけど、二度と私たちの前には立ってくれないのかもしれない。

大好きな音楽の事を、もっと知りたいだけなんだよね。きっと。

バカ正直で、才能に愛されたばっかりに、世間を上手く生きるのが下手くそなすばるくんが、関ジャニ∞とエイターを愛してくれたすばるくんが、本当に本当に大好きで、そんなあなたのいる関ジャニ∞を大好きになれたことが幸せでした。

ありがとう。

アイドル人生、今までお疲れ様でした。


最後に、
会見の横山さんの泣き顔が本当に苦しくて、誰でもいいから、信頼できる人が誰か傍にいてほしい。
今の横山さんの隣に、心から甘えられる人がいてくれますように。

関ジャニ∞のお兄ちゃんとして、
グループのために、エイターのために、最後の最後まで、すばるくんを止めてくれてありがとう。